感動

感動という言葉を使って安易に評する人と関わっているひまはない、と好きな写真家は言っていて、その通りだなと思った。 中高生のときに講演会のたびに書かされた、テキスト通りのつまらない感想文みたいに、簡単に表現しちゃいけない。言葉をうまく使えないことがすごく怖いと思う。自分の中にきちんとした思いがあったとしてもアウトプット出来なければ意味がない。わたしはこれが苦手なんだ。こいつ何も感じてないな、と思われる。表現は無限に広がっているはずなのに、いつまでも無意識に型に囚われている。つまらない、無難すぎる型に自分で自分をはめていくんだ。本当はもっと自由なはずなのに、この型からの解放のされ方もよく分からない。